ヤクルト本社は2025年5月23日、海外子会社のPT Yakult Indonesia Persada(以下、ヤクルト・インドネシア)が6月2日から「ヤクルトマンゴー味」を発売すると発表した。インドネシアで人気の高いマンゴー味を導入し、ヤクルト独自の乳酸菌 シロタ株の消費拡大を目指す。同社は、消費者の健康志向の高まりを受け、シロタ株65億個に加え、ビタミンDを配合し、顧客の健康に貢献する。
商品は65ml入りで、5本入りパックと小売り店向けの2本入りパックがある。価格はジャワ島が5本入り10,500ルピア、2本入り4,400ルピア。ジャワ島外はそれぞれ11,000ルピア、4,600ルピア。販売はヤクルトレディによる宅配、スーパーやミニマーケットなどの小売店、オンラインストアで行う。1日当たりの販売目標は128万2,000本だ。
ヤクルト・インドネシアは1990年2月に設立され、1991年1月から営業を開始。2024年12月末時点の従業員数は6,828人。1日当たり581万3,000本を販売している(2024年1月~12月期の平均。インドネシアの人口は約2億7,000万人、面積は約192万平方キロメートル。首都はジャカルタ。