インドネシアのプラボウォ大統領は30日、英国首相の教育特使であるスティーブ・スミス教授らと会談し、両国の教育分野における協力強化について協議した。大統領府発表によると、会談は西ジャワ州ボゴール県ハンバランの大統領私邸で行われた。
協議では、英国のトップ大学とインドネシアの大学間の連携強化、インドネシア人学生の英国大学への留学促進、そして特にインドネシアの28重点資源の高度化(ヒリリサシ)に関する研究協力などが主要議題となった。英国側からは、ラッセル・グループ(英国の24大学からなる研究大学連合)の代表者らも参加した。インドネシア側からは、高等教育・科学・技術大臣、経済担当調整大臣、国家事務総長、内閣官房長官らが同席した。英国の大学によるインドネシアへのキャンパス設立への関心の高さが示された点を、大統領府は特に強調している。