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BI、6月上旬の海外資本流出額は4兆4800億ルピア

インドネシア中央銀行(BI)は7日、6月最初の週(2~4日)の海外資本純流出額が4兆4800億ルピアに達したと発表した。

これは、株式市場とBIのルピア建て証券(SRBI)からの流出額を合計したもので、国債(SBN)への流入額は差し引かれている。株式市場からの流出は3兆9800億ルピア、SRBIからは5兆6900億ルピアにのぼった。一方、SBNへの流入は5兆1900億ルピアであった。

年初来(4月4日現在)の海外資本流出額は、株式市場とSRBI合わせて66兆ルピアに達する一方、SBNへの純買入額は46兆7000億ルピアとなっている。 BIは、ルピアの為替レートや国債10年物利回りの動向についても発表している。