旅行会社のPanorama JTBは、インドネシア総合研究所およびレスパティ・インドネシア大学（URINDO）と協力し、国際社会貢献ツアープログラム「Indonesia for the World」を正式に発表した。本プログラムは東南アジアに焦点を当てたグローバル人材育成を目的とし、高校生、大学生、社会人を対象とする。
ツアー参加者は、現地の課題理解、デザインスキル、異文化コミュニケーションスキル、アントレプレナーシップ、リサーチ思考などを習得する。都市農業を通じた食料安全保障と地域エンパワーメント、子どもの栄養と保護に焦点を当てた2つのプログラムが紹介された。
インドネシア総合研究所代表取締役アルビー氏は「グローバルな変化はローカルな共感から始まる。このプログラムは、世代と国を越えたリアルな協働の場を提供する」と述べた。若者が「旅人」から「チェンジメーカー」へと変わる本取り組みは、日イ両国にとって持続可能な未来づくりの一歩となることが期待される。
