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インドネシア・レウォトビラキラキ山、再び噴火

7月7日午前11時5分(WITA)、インドネシア・フロレス島東部のレウォトビラキラキ山が再び噴火した。爆発的な噴火で、火山灰は山頂から1.8キロメートル上空に達したと、地質庁のワフィド長官が発表した。

噴火は強い爆発音と最大5キロメートルに及ぶ火砕流を伴い、北東方向と北方向に広がった。観測では、火山性地震7回、低周波地震2回などを観測。火山活動レベルは依然として最高レベルの「アワス(警戒レベル4)」を維持する。

地質庁は、6~7日の観測で、主火口から50~200メートルの高さの噴煙を確認。ドローンによる観測では、火口内に大量の溶岩が堆積していることを確認した。ワフィド長官は、半径6キロメートル以内、南西-北東方向7キロメートル以内の立ち入りを禁止するとともに、周辺住民への警戒を呼びかけている。