沖電気工業株式会社(OKI)は14日、インドネシアのIT企業Netmarks Indonesia と、生産現場の作業ミスをなくす「プロジェクションアッセンブリーシステム」の展開に向け、パートナー契約を締結した。OKIの販売力と Netmarks の現地支援体制を融合し、製造業の課題解決を図る。
プロジェクションアッセンブリーシステムは、作業手順をプロジェクターで投影し、部品の取り出しや作業内容を視覚的に指示する。
作業の映像や結果をデジタルで記録でき、工程の課題も可視化する。日本でも導入が進み、製造業のDX (デジタルトランスフォーメーション)を支援している。
インドネシアでは自動車や電子機器の製造が盛んで、人材教育や作業効率が課題とされる。両社は販売から導入支援、保守まで一貫して提供し、地域に密着した支援体制を構築する。今後は東南アジアへの展開も視野に入れる。