インドネシアと欧州連合(EU)は7月13日、ブリュッセルで包括的経済連携協定(CEPA)に合意した。 インドネシアのプラボウォ大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長が署名した。
10年にわたる交渉を経て成立したCEPAは、事実上の自由貿易協定となる。 農業、自動車、サービス、重要原材料など、インドネシア製品のEU市場へのアクセス拡大が期待される。フォンデアライエン委員長は、インドネシアをデジタル・グリーン移行における重要なサプライヤーと位置付け、CEPAの経済効果に期待を示した。 両地域合わせて7億3000万人の巨大市場を背景に、CEPAは貿易関係におけるゲームチェンジャーとなる見込みである。 プラボウォ大統領は、閣僚らと共にブリュッセルを訪問した。