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インドネシア・オーストラリア、動物検疫プロトコル強化へ

インドネシア農業省とインドネシア検疫庁は、オーストラリア代表団と協議し、動物検疫プロトコル強化で合意した。これは両国の食料安全保障強化が目的である。

農業省は、輸入家畜の厳格な管理を通じた国内畜産物需要充足の強化を継続すると表明した。今回の協議では、オーストラリアからの生牛輸入における動物検疫・検疫プロトコルの調整が中心となった。輸入生牛は、国民の栄養ニーズを満たすため、国内の牛肉・牛乳生産増加の原動力となることを期待している。

検疫庁は、国家食料安全保障の維持のため、動物検疫プロトコルの強化が不可欠だと述べた。オーストラリアの検疫システムへの信頼を示しつつも、輸入家畜の健康確保のため、インドネシアの規制遵守が重要だと強調した。

オーストラリア代表団は、両国間の協力、特に畜産・生物安全保障分野での協力を高く評価。 継続的な対話と相互に有益な動物検疫プロトコルの調整を通じて、貿易円滑化を目指すと述べた。