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ジャカルタ火災の9割は電気系統のショートが原因

ジャカルタ州のラノ・カルノ副知事は、ジャカルタでの火災の主な原因は電気系統のショートだと述べた。同副知事によると、ジャカルタにおける火災の約90%は電気系統のショートによるもので、多くはコンセントの容量超過や、充電中の機器を放置することによる発熱や発火が原因だと指摘する。

街地の密集地域では、老朽化した木造家屋が多く、火災の拡大を助長する要因となっている。そのため、ジャカルタ州政府は、火災リスクの高い地域における電気設備の定期点検を強化する。具体的には、アパート、共同住宅、一般住宅、事業所などを対象とする。また、住民による初期消火体制強化のため、各地域における消火器の普及促進にも取り組むとしている。 最近の火災では、子ども4人が犠牲になっている。