米国のピーター・ヘイモンド駐イ臨時代理大使は24日、多国籍軍事演習「スーパー・ガルーダ・シールド(SGS)2025」が、インドネシアのインド太平洋地域における平和と安全保障への指導的役割を示しているとの見解を表明した。
ヘイモンド氏は、SGSが地域の平和と安定に対するインドネシアのコミットメントの証であり、志を同じくする国々を結集し軍事近代化を図る具体的な取り組みだと評価。演習は年々複雑化し、参加国の連携強化に貢献すると強調した。
SGS2025は8月25日から9月3日にかけて実施され、インドネシアと米国を含む13カ国と、11カ国からのオブザーバー、計約6,000人が参加した。米国は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた参加国間のパートナーシップを高く評価。SGSが、危機発生時の相互協力と信頼構築に不可欠な場であるとの期待を表明した。