インドネシアとトルコは、両国間の経済成長を推進する産業分野での包括的協力強化に向けたロードマップを策定することで合意した。インドネシア産業省が9月22日に発表した。
合意は9月20日、トルコのイスタンブールで開催された「第12回テクノフェスト航空宇宙・技術フェスティバル」の場で、インドネシアのアグス・グミワン・カルタサスミタ産業相とトルコのメフメット・ファティフ・カシル産業技術相による二国間会談で交わされた。
両国は過去2年間にわたり緊密な交流を重ね、トルコ大手企業がインドネシアへの投資意欲を高めている。サンコーホールディングはマグロ養殖に投資を開始し、加工や再生可能エネルギーへの拡大を目指しているほか、家電メーカーのアルチェリクは、家電生産の現地化と拡充を計画しているという。
今年2月のハイレベル戦略協力評議会では、両国大統領が国交樹立75周年を記念する共同声明に署名。防衛、エネルギー、産業など多岐にわたる分野で12の覚書を締結した。
