北スラウェシ州ミナハサ県の日本人男性が経営する真珠養殖所で11日、従業員で研究所所長のデアシー・トゥオさん(44)が死亡しているのが発見された。
前日からデアシーさんを探していた同僚が池に浮いていた遺体の一部を発見し、警察に通報した。警察によると、デシーさんはワニに襲われたと見られ、右手や腹部を噛みちぎられた状態だったという。ワニの年齢は30歳で全長4.4メートル、体重600キロで「メリー」と名付けられていた。
当初デアシーさんが餌をあげようとして、ワニの池に滑り落ちたと見られていた。しかし、事件発生後から養殖所オーナーの日本人男性と連絡が取れず北マルク州テルナテ島方面へ逃亡したとの情報から警察はその行方を追っている。
また警察はまだ不審な点が多いと見て遺留品を回収し、事件・事故の両面からデアシーさんが死亡した経緯について詳しく捜査している。
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