中部ジャワ州マゲラン県にある世界遺産ボロブドゥール寺院の入場者数上限が、1日あたり1,200人から4,000人へと大幅に引き上げられたと、同県知事グレングセン・パムジ氏が11月7日に明らかにした。文化大臣ファドリ氏の尽力により実現したもので、11月より運用を開始した。
パムジ知事によると、過去数年間続いた1,200人という入場制限は、寺院周辺の経済、特に2,000人以上いる露天商にとって深刻な打撃となっていた。今回の制限緩和は、地元経済の活性化に大きく貢献すると期待されている。同知事は、今回の措置を「地元住民にとっての大きな挑戦」とも述べ、観光客増加への対応に意欲を示した。



















