首都ジャカルタ特別州（DKI）は、集中豪雨への対策として、11月5日から10日にかけ、中心政府と協力し気象改変作戦（OMC）を実施すると発表した。
プラモノ・アヌン・ウィボウォ州知事は4日、高水準の降雨が予想されるため、降水量を適切に管理する目的でOMCを行うと説明。州政府は今後25日間分の予算を確保済み。具体的な金額は非公表とした。
知事はまた、全地域の職員と現場タスクフォースに対し、住民への迅速な情報共有と監視強化を指示した。洪水対策用のポンプも準備を進める。さらに、軍・警察・ボランティア・市民が一体となった洪水対策演習「ジャガ・ジャカルタ（Jaga Jakarta）」を全地域で実施。プラモノ知事は「シナジーが主要な鍵となる」と述べ、災害対応における連携の重要性を強調した。
