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ロンボク・バラット県、世界級サーフスポットを整備へ

西ヌサトゥンガラ州ロンボク島西部は、セコトン地区バトゥ・プティ村バンコ・バンコ地区におけるサーフィン観光地の開発を本格化する。ラル県知事は、この地を国内外の主要なサーフスポットとして確立する方針を示した。

バンコ・バンコ地区は、世界サーファー協会が「最も荒々しい波を持つ10のビーチ」の一つに認定した実績を持つ。特に、巨大な波が作り出す「トンネル」のような地形は、上級サーファーを魅了し、「デザート・ポイント」と呼ばれる約1キロメートルにわたる砂漠のような海岸線も特徴である。

県政府は、現状、バリ島のヌサ・ペニダ島から多くの外国人観光客が訪れるこの地を、バリ島からの新たな玄関口として整備する意向だ。今後は、セレゴン村からバンコ・バンコ分岐点、さらにデザート・ポイントに至る約15キロメートルの環状道路の舗装を進める方針。観光インフラの改善を通じて、サーフィンを核とした地域経済の活性化を目指す。