インドネシア証券取引所(IDX)の2025年の市場パフォーマンスは、記録的な水準で幕を閉じた。世界経済の不透明感が続く中、インドネシア総合指数(IHSG)は年初来で22.1%上昇し、時価総額は節目の16,000兆ルピア(約16京ルピア)規模に達した。
金融サービス庁(OJK)のエディ・マインド・ハラハップ副長官は2025年12月30日の記者会見で、29日時点の指数が8644.20で引けたことに触れ、「国内市場の強靭性と投資家の厚い信頼を示すものだ」と述べた。市場での資金調達額は268.14兆ルピアに達し、当初目標の220兆ルピアを大幅に超過。1日平均売買代金も前年比40.54%増の18.06兆ルピアと、市場の流動性が一段と高まった。
2026年の見通しについてアザリス・ハーディアン氏は、大幅上昇後の反動に警戒を示し、「より選別的な投資戦略が必要になる」と指摘。割安感のある石油・ガスなどエネルギーセクターへのシフトや、投資信託を活用したリスク分散を推奨している。


















