ナディム・マカリム元教育文化・研究技術大臣は1月5日、公立学校向けラップトップ(クロームブック)調達を巡る汚職事件で、中央ジャカルタ汚職裁判所の初公判に出廷した。検察側は、不適切な調達プロセスにより国に計2.1兆ルピア(約190億円)の損失を与えたとして、被告を起訴した。
検察側の起訴状によると、ナディム被告は元技術コンサルタントのイブラヒム・アリフ氏や、同省幹部のムリヤッシャー氏、スリ・ワヒユニンシ氏らと共謀。国内の通信環境を考慮しない仕様選定を主導したほか、グーグルから被告が深く関与する企業グループへの投資を通じて、約8095億ルピアの私的利益を得たと指摘した。
これに対しナディム被告は「一銭も受け取っていない」と容疑を否認。資産の増加は、自身が保有するGoToグループ株式の上場に伴う評価額の変動によるものだと主張した。また、クロームOSを採用したことで、ライセンス料など計1.2兆ルピアの国庫節約に貢献したと反論している。裁判では今後、証拠開示を通じた攻防が続く見通しだ。




















