最新情報が届く!LINE公式アカウント友だち追加はこちら

ジャカルタの露商暴行問題、軍広報「法的措置回避を」 製品の安全性確認

インドネシア国軍(TNI)は1月27日、ジャカルタ中央のケマヨラン地区で発生した氷菓子販売業者への暴行騒動を巡り、事態の沈静化を図る姿勢を示した。陸軍情報局長のドニー・プラモノ准将は声明で、当事者間での対話による解決を進めており、今後、法的請求や長期的な対立が生じないことを期待すると表明した。

騒動の発端は24日午前、業者スドラジャット氏が、学校周辺で伝統的な氷菓子「エス・ガブス」を販売していた際に起きた。治安当局者とみられる集団が、商品の食感が「手術用綿やスポンジに似ている」「毒だ」などと因縁をつけ、商品を破壊した上でスドラジャット氏の顔面に投げつけたとされる。スドラジャット氏はこの暴行により頬に切り傷を負った。

ドニー・プラモノ准将は、後の検査で当該製品が安全な食品素材で作られていることが確認されたと明言。現場での出来事は治安担当者と市民との間の「誤解」によるものだったとし、家族的な対話の場を設けることで問題解決を図る方針を強調した。

### 記事要点
* 「スポンジ製」との言いがかりで露商が暴行を受けた問題で、軍が事態収拾に動く。
* 陸軍広報は製品の安全性を認め、現場担当者の「誤解」であったと説明。
* 軍側は被害者との対話による解決を進め、法的紛争への発展回避を求めた。

【もうひとネタ】
本件では警察側も事態を重く見ており、デポック警察署長が被害者にバイクや事業資金を提供するなど、軍・警察双方による異例の「ダメージコントロール」合戦の様相を呈しています。