インドネシアのソーシャルメディア上で、交通警察官が一般の運転手に金銭を要求していると見られる動画が拡散し、波紋を広げている。現場は中央ジャカルタのシデン・バラット通りである。
問題の動画は2月1日にインスタグラムに投稿されたもので、ジャカルタ首都圏警察の制服と緑のベストを着用した警官が、運転手から現金を受け取る様子が収められていた。動画内では運転手側が「金がない」と訴える音声も確認されている。
これに対し、中央ジャカルタ警察署の交通課長アリ・スティオ・ウトモ氏は取材に応じ、動画は最近のものではなく「2026年1月初旬に発生した事案である」と説明した。
当局は既に事実関係を認めており、当該警官はジャカルタ首都圏警察の職業倫理・保安部による取り調べを受けている。職業倫理・保安部部門長のラジョ・ハラハップ氏によると、警官は現在「特別配置」と呼ばれる事実上の拘留措置を受けており、期間終了後に倫理査問会にかけられ、正式な処分が決定する見通しだ。
### 記事要点
• ジャカルタ中心部で交通警官が運転手に金銭を要求する動画が拡散し、当局が調査を開始した。
• 警察幹部は2026年1月の事案であると認め、当該警官はすでに内部監査部門の取り調べを受けている。
• 警官は現在、特別拘留措置を受けており、終了後に倫理規定違反を問う査問会が開かれる予定だ。
【もうひとネタ】
インドネシアでは警官による「違法徴収」が長年の社会問題となっています。近年は今回のようにSNSでの告発が当局を動かすケースが増加しており、市民による監視の目が厳しさを増しています。


















