神々の棲む島、バリ。そのギャニャール県スカワティ郡に位置するバトゥアン村は、訪れる者を瞬く間に魅了する。1000年代の古代碑文にもその名が記されるこの村は、バリ島最古の村の一つであり、絵画や彫刻、舞踊など多岐にわたる伝統芸術の中心地として広く知られている。村のランドマークとして、歴史的なプセー・バトゥアン寺院も静かに佇んでいる。
村長のアリ・アンガラ氏によれば、この地で生み出される神聖な芸術作品は良質な天然素材が使われており、世界中のコレクターが高値で買い求めにやってくるという。同氏は村のさらなる発展と持続的な成長のため、学生のスタディツアーを対象とした体験型の観光パッケージを新たに導入した。
訪問者は寺院見学だけでなく、伝統舞踊や木彫りの体験、ゴミ管理などの環境教育まで幅広く学ぶことができる。この施策により、かつて10分少々だった観光客の滞在時間は4〜5時間へと大きく延び、村の経済は力強く回り始めた。週に一度は子供向けの芸術教室も継続的に開かれており、1000年続く伝統文化は次世代へと確実に、そして丁寧に受け継がれている。
もうひとネタ!
バトゥアン村の躍進の裏には、国営のBRI銀行が主催する村おこし支援プログラムにノミネートされ、事業開発の強力なサポートを受けた背景がある。


















