・世界のAI需要急増により、インドネシアでの事業拡大に好機
・欧米の電力不足が新興国市場への需要移行を後押し
・同社の25年売上高は前年比40%増、今後の推論需要を取り込む方針
データセンター大手、ディーシーアイ・インドネシア社は、世界的な人工知能(AI)プロバイダーからの需要急増を受け、同国での事業拡大の好機とみている。事業説明会において、同社の市場開発・販売戦略担当バイスプレジデントであるアビエタ氏が方針を明らかにした。
米国や欧州での電力不足に加え、中東紛争や米中対立などの地政学的な動向を背景に、世界のAI向けデータセンター需要がインドネシアのような新興国市場へ向かっていると指摘した。ビリー氏は、関連需要が2025年から2030年にかけて約10倍に急増すると予測する。
また、AIの用途がモデルの「学習」から「推論」へと移行しており、2億8,000万人の人口を抱えるインドネシアでの推論需要が今後の成長の柱になるとしている。同社は現在、合計128メガワットの施設を4拠点で運営しており、2025年の売上高は前年比40.1%増の2兆5,000億ルピア、純利益は同25.7%増の1兆ルピアと好調な業績を記録した。顧客の要望に応じた迅速な建設能力を強みに、今後も旺盛な需要を取り込んでいく構えである。
















