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エルヌサ、上流部門で25%効率化へ 低コスト戦略で限界油田を開拓

・エルヌサ社は、最大25%の業務効率化を掲げ低コスト事業者へ転換する。
・リッタ社長は、技術革新による限界油田の収益化方針を強調した。
・2025年度は増収増益を達成し、グループ連携と事業多角化をさらに推し進める。

石油・ガス開発サービス大手のエルヌサ社は、2026年の業界環境の変化を見据え、上流部門における低コスト事業者としての地位確立に向けた新戦略を発表した。同社は技術基盤の効率化を通じ、操業コストを最大25%削減する目標を掲げている。

リッタ社長は、特殊な対応を要する限界油田の開発に注力する方針を示した。原油価格の変動や地政学リスクへの対応に加え、政府が掲げる日量100万バレルの原油生産目標の達成を後押しする狙いがある。2026年の事業テーマに「テクノロジーとイノベーションの時代の再発見」を据え、老朽化したリスクの高い油田を革新的技術で機会へと変える構えだ。財務面も堅調な成長を維持している。2025年度の売上高は前年比8%増の14兆5000億ルピア、純利益は7180億ルピアを計上した。

親会社が率いるプルタミナ・グループ内のプルタミナ・フル・エネルギー社などと連携を深め、全長2万1000キロメートルに及ぶ国内パイプラインの保守点検技術などの導入を進めている。今後も石炭などの非石油・ガス分野における地震探査や、アルジェリアへの製品輸出など事業の多角化を進め、持続的な成長を図る。