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DCIインドネシア、スラバヤでDC稼働 東部拡大の拠点に

・ピーティー・ディーシーアイ・インドネシアがスラバヤで9MWの新拠点を稼働。
・ジャカルタへの一極集中を解消し、インドネシア東部の基盤強化を狙う。
・高密度なAI需要への対応に加え、地理的な冗長性を確保する。

データセンター大手、DCIインドネシア社は、東ジャワ州スラバヤで容量9メガワットの「E2データセンター」を稼働させた。インドネシア東部地域における世界水準のインフラ提供に向けた戦略的拠点となる。創業者兼最高経営責任者(CEO)のトト氏は、「ジャカルタに集中するデータセンター容量を分散し、国内のデジタル格差を是正する」と意義を強調した。

同社は2013年の操業開始以来、稼働率99.999%(年間ダウンタイム5分以内)という高い信頼性を維持している。新施設は、電力を大量消費するAI(人工知能)関連の負荷に対応する拡張性を持ち、ジャカルタ拠点のバックアップとして地理的レジリエンスも提供する。

同プロジェクトは地元の産業や労働力を活用し、1年足らずで完工した。東ジャワ州のエミル副知事は「地元企業がクラウドやAIを効率的に活用できる重要な節目だ」と歓迎の意を示した。同社は今後、安定したエネルギー供給が見込める工業団地周辺での開発を優先し、チビトゥンやカラワンを含む拠点網をさらに強化する方針だ。