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IIF、気候リスク管理を強化 再エネ融資に重点

・IIFが気候リスク管理を経営の最優先事項に。
・再生可能エネルギー等の持続可能なインフラ融資を加速。
・2025年度の純利益は前年比51.2%増と急成長。

インドネシア・インフラストラクチャー・ファイナンス(IIF)社のリズキ社長兼最高経営責任者は、気候リスク管理を経営の最優先事項に据える方針を改めて強調した。タイのバンコクで開催された「第5回サステナビリティー・ウィーク・アジア」において表明した。同社は低炭素経済への移行を背景に、再生可能エネルギーや気候変動への適応能力を持つ持続可能なインフラプロジェクトへ優先的に融資を配分している。

リズキ氏は、こうした事業は初期投資が膨らむ一方で、長期的にはキャッシュフローが安定し、リスクを抑制できるとの見解を示した。戦略的イニシアチブとして、ダナレクサやインドネシア輸出ファイナンス機関と協力し、環境・社会・ガバナンス原則の導入を加速させている。

国際的な評価も高まっており、2026年初めにはフィンデブ・カナダから3000万ドルの資金提供を受けた。2025年12月期の連結決算は、純利益が前年比51.2%増の1850億ルピアとなった。総資産も5%増の15兆4000億ルピアに成長した。リズキ氏は、サステナビリティーへの移行期において「成長と長期的な耐性のバランスを確保し、慎重かつ機敏な投資判断を行う」と述べた。