中部ジャワ州パティのイスラム寄宿学校(ポンドック・プサントレン)で、創設者兼指導者の男が数十人の女子生徒に性的暴行を加えたとして、容疑者に特定された。宗教省パティ支局のアフマド局長によると、容疑者は2021年に施設を設立。2024年から2026年にかけて、中学生を中心とする30人から50人の生徒に対し、執拗な虐待を繰り返していた疑いがある。
事件は卒業生の告発により発覚した。被害者側の弁護士アリ氏は、容疑者が自らを「預言者の末裔」と称し、自身の行為を正当化する独自の教義を用いて生徒を洗脳していたと指摘する。被害者の多くは無償教育を頼りにする困窮家庭や孤児であり、容疑者はその弱みに付け込み、絶対的な服従を強要していたとされる。
当局の初動の遅れも問題視されている。社会福祉局の女性・子ども保護部門のアヴィアニ局長や、女性・子ども保護センター(地方機関)のハルトノ氏によれば、最初の通報は2024年9月になされたが、警察の現場検証が行われたのは今年4月下旬だった。パティ暫定知事のリスマ氏は施設の閉鎖を表明。宗教省は、在籍する252人の生徒の転校支援と保護を急いでいる。

















