5/19-20 ジャカルタ・チカランビジネスパーソン交流会開催!詳細はこちら

深さ8メートルの井戸から300キロのスイギュウ救出

スマトラ島南部のバンダルランプン市で5月12日、体重約300キロのスイギュウが深さ8メートルの古井戸に転落する事故があった。地元消防救助局が住民と協力し、約5時間に及ぶ救難作業の末、同日夜に無事引き上げた。

事故は同市トゥルクベトゥン・ウタラ区ゴトン・ロヨンで発生した。飼い主が餌を与えようとした際、木に結んでいたロープが外れ、スイギュウが傾斜地を滑り落ちて井戸に転落したという。消防救助局の救助部門長を務めるクリスナ氏は、「井戸の口径が大きく深さもあった。何より300キロという重量が救出を困難にした」と述べた。現場には救助用車両1台と職員7人が派遣された。機材の制約や現場条件の悪さといった課題に直面したが、近隣住民の協力や人員の増援を得て、午後10時35分ごろにスイギュウを生存した状態で救出した。

イスラム教の祝祭「イード・アル=アドハ(犠牲祭)」を控え、市街地でも一時的に家畜を飼育する家庭が増える時期にある。クリスナ氏は、同様の事故を再発させないよう、家畜をつなぎ留める場所や固定状況の安全性を十分に確認するよう市民に注意を促している。