5/19-20 ジャカルタ・チカランビジネスパーソン交流会開催!詳細はこちら

バリ島の「米蔵」タバナン 観光開発で農地転用加速

バリ州の「米蔵」として知られるタバナン県で、観光業の急速な発展に伴う農地転用が深刻化している。バリ州統計局によれば、2025年の州内経済成長率は5.82%を記録した。宿泊施設や飲食業が経済の主柱となる中、ホテルやヴィラの建設用地として、生産性の高い優良農地が次々と買収の対象となっている。

同県の農家は年3回の収穫を維持しているものの、激しい開発の波を前に、営農の継続か転売かの選択を迫られている。こうした中、食料安全保障の観点から、国家物流庁は地元農家からの米の買い取りを強化している。収穫された籾(もみ)をブログが直接買い取ることで、市場価格の安定と農家の収入維持を図る狙いだ。ニ記者の報告によれば、現場の農家は将来への不安を抱えつつも、公的機関による買い取り保証を支えに活動を続けている。

編集担当のサプト氏は、観光インフラへの投資が加速する一方で、農業基盤の喪失が中長期的なリスクになり得ると警鐘を鳴らす。州政府は今後も「安価な食料供給」などを通じ、観光と農業の共存を模索する方針だ。