国営フェリー最大手のASDPインドネシア・フェリーは、2026年のキリスト昇天祭に伴う連休期間中、主要航路の利用者数が大幅に増加したと発表した。ジャワ島、スマトラ島、バリ島を結ぶ各路線で、帰省や観光客の移動が活発化した。
同社のヘル社長によると、5月13日から17日にかけてのメラク〜バカウヘニ航路の利用者は13万3,248人、車両数は3万6,647台に達した。特に5月14日のピーク時には、旅客数が前年同期比60.7%増、車両数が41.5%増と、記録的な伸びを見せた。また、バリ島への玄関口となるケタパン〜ギリマヌク航路でも旅客数が47.1%増加し、9万6,858人が利用した。ヘル氏は「フェリーはもはや代替手段ではなく、安全で快適な島間移動の第一の選択肢となった」と指摘した。近年進めてきたサービスの近代化が、利用者の信頼向上につながっているとの見方を示す。
同社のウィンディ・アンダレ秘書役は、デジタル予約プラットフォーム「フェリジー(Ferizy)」の活用が手続きの効率化に寄与したと説明する。現在、港湾でのチケット直接販売は廃止されており、事前予約の徹底が混雑緩和の鍵となっている。同社は今後も安全性と利便性を重視し、サービス拡充に注力する方針だ。

















