アニス外務副大臣は、中東および北アフリカ地域に駐在する同国の全大使を招集する方針を表明した。地政学リスクが変動するなか、同地域との二国間経済関係を加速させるための戦略的措置を策定するのが狙いだ。アニス氏は、ジャカルタのコンパス・タワーにて「近いうちに中東・北アフリカの全大使を集め、経済連携の向上に向けた具体的な一歩を協議する」と述べた。
現在の貿易量は良好な水準にあるが、地域紛争による物流網の混乱といったリスクを注視し、さらなる貿易拡大を目指す構えだ。同氏は、協力関係の構築において、歴史や宗教、アイデンティティーといった従来の共通点だけでなく、より「戦略的なパートナー」としての価値を相手国に提示することの重要性を強調した。イスラム圏全体との関係を強化し、インドネシアの国際的な存在感を高める狙いがある。
大使会議は当初1月に計画されていたが、地域紛争の激化を受けて延期されていた。現在は情勢の沈静化を見計らっており、約20から22の在外公館が集結しやすいモロッコを開催地として検討している。中東諸国との間では首脳級の相互訪問も活発化しており、二国間関係は非常に肯定的な状況にあるという。

















