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伝統工芸バティック・バスレク 大手石油の支援受け輸出拡大

ブンクル州の伝統工芸品バティック・バスレクが、国際市場で存在感を高めている。現地の工芸品販売店「オアセ・ギャラリー」は、約10年にわたる継続的な開発を経て、マレーシアやシンガポールへの定期的な輸出体制を確立した。

同ギャラリーが手掛けるバティックは、アラビア文字のカリグラフィーや、州の花であるラフレシア、地元の動植物をモチーフにした手描き作品だ。オーナーのフィトリア氏は「2017年にマレーシアへ初出荷して以来、現在は年3〜4回の輸出を行っている。今後は欧州市場への進出も目指したい」と意欲を示す。現在の月商は5,000万ルピア(約48万円)に達し、6人の正規従業員のほか、需要拡大時には地元の職人とも連携して生産を行う。

この成長を支えたのが、2019年から支援を続ける国営石油大手プルタミナの販売子会社プルタミナ・パトラ・ニアガ南スマトラ地域本部だ。同社は生産設備の強化や経営研修、国際展示会への出展などを通じて支援を行ってきた。同社のエリアマネージャー、ルスミント氏は「地域遺産を守りながら経済的利益を生み出すことは、中小企業の国際競争力の証明だ」と評価する。 伝統文化と近代的な経営支援の融合が、地方発のブランドを世界へと押し上げている。