ジャカルタ首都圏警察は6月18日、ジャカルタ中心部セナヤン地区の「ホテル・スルタン」で行われた強制執行において、業務を妨害したとして69人を拘束した。執行を巡り反対派と治安当局が激しく衝突し、国家警察の隊員26人と国軍の隊員1人の計27人が負傷したほか、民間人2人も負傷した。
首都圏警察のブディ広報部長によると、負傷者は全員、医療機関で治療を受けた。ジャカルタ中央地方裁判所のアズハル書記官は、国務官房省およびGBK管理センターの申し立てを認める決定文を読み上げ、土地および建物の明け渡しを命じた。
背景には、ホテル・スルタンが建つGBK地区の国有地を巡る政府とインドビルドコ社の長年の法廷闘争がある。政府は土地利用権(HGB)が2023年に失効したとして土地の返還を求めており、今回の強制執行は裁判所命令に基づいて実施された。現場には元軍高官で政治家のキヴラン・ゼン氏も姿を見せたが、混乱の中で負傷した。

















