西京銀行(山口県周南市)は、ダルマプルサダ大学と人材紹介に関する連携に乗り出す。同行は6月22日、ジャカルタ市内で同大学と覚書(MOU)締結に向けた実務協議を実施した。山口県内の企業が直面する深刻な若手人材不足の解消を目指すもので、10月に正式な合意を見込む。両者は今後、日本語や日本文化を専攻する学生を中心に、インターンシップの受け入れ枠や県内の対象企業、渡航前の事前教育といった具体的な制度設計を急ぐ。10月には大学関係者が山口県を訪問し、正式に覚書を締結する予定だ。
西京銀行の松岡頭取は「地域金融機関として地元企業の人材不足に対応するとともに、インドネシアの若い人材と県内企業をつなぎたい」と強調。日本の人口減少に伴い地方での若手確保が課題となる中、学生が日本企業の現場を学び、将来的に企業の国際展開を支える存在になることへの期待を示した。
ダルマプルサダ大学のアグス学長は「日本の職場文化や仕事の進め方を学ぶことは、学生が国際的な環境で活躍するための重要な経験になる」と述べた。同大の運営母体であるムラティ・サクラ財団のアマンク事務局長も、日本式の時間厳守や細部まで丁寧に仕事を進める価値観を学ぶ意義を語った。

















