LINE公式アカウント 友だち登録はこちら

希少なバクを殺害 動画拡散で4人逮捕

ランプン州メスジ県で、保護対象である希少動物のマレーバクが住民によって殺害・解体される事件が発生した。この個体は、スマトラ島東部の幹線道路に出没する姿がSNS上で拡散され、注目を集めていたばかりだった。

ネット上に流出した動画には、頭部を切り離され、バラバラに解体されたバクの死骸が屋外に並べられている様子が映っていた。現場には複数の男がおり、カメラに向かって不適切なジェスチャーを向けるなど、悪質な行為が確認されている。

ランプン州天然資源保護局のイトヨ氏は「バクは法律で保護された動物であり、いかなる狩猟や殺害も処罰の対象となる」と述べ、地元警察と連携して全容解明に乗り出す方針を示した。同局は、犯行現場の特定や関与した人物の特定を急いでいる。その後の捜査により、当局は犯行に関与した疑いがある6人のうち4人の身柄を拘束した。希少種の保護を巡る国民の関心は高く、警察は残る逃走者の行方についても追及を強める構えだ。野生動物の保護意識の欠如が改めて浮き彫りとなり、地域社会に大きな衝撃を与えている。