プラボウォ大統領は7月10日、西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島を訪問し、ムニンティン・ダムの完成式典に出席した。併せて、国内他地域にある4カ所のダムについても落成宣言を行った。今回稼働した計5カ所のダムへの総投資額は、9兆7900億ルピア(約910億5,000万円)に上る。
完成したのは西ロンボク県のムニンティン・ダムのほか、アチェ州のクルート、ルコの両ダム、中部ジャワ州のジュランタ・ダム、バリ州のシダン・ダムである。主会場となったムニンティン・ダムはジョコ前政権下の2020年に建設が開始され、1兆4000億ルピア(約130億2,000万円)が投じられた。同ダムの貯水容量は1,220万立方メートルに及び、1,559ヘクタールの農地への灌漑を担うほか、毎秒150リットルの上水供給や0.8メガワットの小水力発電も可能にする。
政府はこれら水資源インフラの拡充を、食料安全保障の強化や洪水対策を支える戦略的施策と位置づける。ムニンティン・ダムは地域で20%の洪水抑制効果も見込まれている。インフラ整備を通じ、農業生産性の向上と持続可能な開発の基盤強化を図る方針だ。














