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バリのホテル・飲食店 地場農作物使用を義務化

バリ州政府はバリ島内のホテル・レストラン・食品ケータリング業者・スーパーマーケットに対し、地元産農作物の使用を義務化した。規定は知事令という形で定められ、昨年末から施行されている。
規定では、ホテル・レストラン・食品ケータリングでは少なくとも料理全体の3割を地元産農・畜・水産物で占めることや、スーパーマーケットでは野菜・肉売り場の6割以上に地元製品を置くこと、作物の価格は生産コストより2割以上高くし、原則現金取引のみなど、細かくルールが定められている。
ワヤン・コステル知事は今回の知事令に関し「私からの地元農・水・畜産業者民への新年のプレゼント。地場産業が活気づき、みんなが幸せになってほしい」とコメント。一方、ホテル・レストラン協会バリ当局長は今回の知事令を歓迎。「バリ島のほとんどのホテル・レストランでは既に長期に渡り地元の農産物を使用している」と話している。