記事要約
8月17日の独立記念日を控え、国内が祝祭ムードに包まれている。首都ジャカルタのジャティネガラ地区やマトラマン・ラヤ通りといった主要幹線道路沿いには、鮮やかな赤白の国旗や垂れ幕を掲げる季節限定の露店が数多く出現した。しかし、露天商たちは深刻な収益低迷という現実に直面している。
家業を継ぎ35年以上にわたり商売を続けるボディ氏は、近年の客足の鈍さを指摘する。1日の利益は50万ルピア(約4,600円)から、200万ルピア(約1万8,400円)程度に低迷。最大の脅威はオンライン通販の急速な普及だ。消費者はネット上の格安価格を基準に激しい値切り交渉を仕掛けるため、対面での品質説明も虚しく、価格競争の波に抗うのは困難を極める。今年から同地区で出店したアリ氏も、激しい市場競争にさらされている。1メートルあたり7万5,000ルピア(約690円)の仕入れに対し、原価割れの6万5,000ルピア(約600円)を提示する顧客も絶えない。同氏によると2023年には月間で120万ルピア(約1万1,000円)の赤字を記録したこともあり、祝祭商戦の不安定さと経営の過酷さが浮き彫りとなっている。















・オンライン通販の普及により、対面販売の収益が年々悪化
・原価割れの価格交渉が常態化し、季節労働者の経営を圧迫