記事要約
運輸省は、2026年1月から8月上旬にかけて実施した長距離バスの運行状況に関する大規模な調査結果を公表した。全国115カ所のタイプA旅客ターミナルにおいて、オンライン監視システムを活用したところ、全走行回数の56%以上で何らかの法令違反が確認された。
調査データによれば、期間中に出発した約230万回の走行のうち、56.77%に相当する約131万回で違反が判明した。到着便でも56.29%と高い違反率を記録している。主な内容は、指定ルートからの逸脱が約78万件と最も多く、次いで運行許可証の有効期限切れ、定期的な車両検査の未更新といった書類上の不備が目立った。
陸運局長のスハナン氏は、これらの不備は単なる形式的な問題ではなく、安全確保に直結する重大な課題であると強調した。同氏は運行会社の法令順守意識が低い現状を指摘し、今後は監視データを基にした指導を強化する方針だ。事業者には車両整備や安全文化の醸成を強く求め、輸送の安全を最優先する体制への転換を促す。















・全走行の約56%でルート逸脱や書類不備が発覚した。
・当局は安全確保のため事業者への監視を強化する。