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ジャカルタ北部で24年に及ぶ不法投棄 業者5社に制裁金

記事要約
・ジャカルタ北部の湿地が24年で巨大な不法投棄場に変貌した。
・住民は水質汚染や異臭に苦しみ、生活環境の悪化が深刻化している。
・州当局は不適切処理を続けた民間業者5社に制裁金を科した。

ジャカルタ北部のチリンシン地区で、24年間にわたり放置された巨大な不法投棄現場が深刻な社会問題となっている。約5.8ヘクタールに及ぶ「ゴミの山」は、2002年に正規の処分場であるバンタルゲバンへのアクセスが遮断された際、当時の当局者の誘導で始まったとされる。かつては魚の養殖池だったこの場所は、今やプラスチックごみや家庭廃棄物で埋め尽くされている。

周辺住民のサルウェンダ氏は、井戸水が鉄分で黄色く変色し、強烈な異臭が漂うなど生活環境が著しく悪化したと訴える。ジャカルタ特別州のプラモノ知事は、この現場が民間業者によって管理され、ホテルや飲食店から回収した廃棄物が不当に持ち込まれていた実態を指摘した。管理にはグラニト社や故ユシ氏が関与していたとしている。

州環境局はシナル・ベルディカリ・チェメルラン・イダマン社など運搬業者5社に対し、強制的な制裁金として1,000万ルピア(約9万4,000円)の支払いを命じた。当局は、今後も不適切な投棄が繰り返される場合は営業許可の取り消しも辞さない方針だ。20年以上に及ぶ放置が招いた環境汚染に対し、ようやく行政のメスが入った格好だ。