記事要約
資産35億ルピア(約3,300万円)を保有する国会議員が、政府の公的扶助データ上で「貧困困窮層」に誤って分類されていたことが発覚した。対象は、国民民主党所属の国民代表議会(下院)議員のエヴァ氏である。同氏の名は、南スラウェシ州北トラジャ県における社会支援プログラムの対象者リストに掲載されていた。同氏は、経済状況を10段階に分けた区分で下位40%に当たり、貧困に陥るリスクがあるデシル4の支援対象層に分類されていたという。
汚職撲滅委員会へ提出された資産報告によると、同氏は不動産や車両、現金などの資産を所有している。事態を把握したエヴァ氏は、現地の社会局を訪れ、データの即時点検と修正を強く要求した。同氏は支援の申請および受給の事実を否定している。北トラジャ県の社会局責任者であるエリアス氏も、同氏への支援給付の事実はないと説明した。
データの分類権限を持つ中央統計庁による情報更新の過程で不整合が生じたとみられ、誤支給を防ぐための見直しが進められている。
















・本人は申請や受給の事実を否定し、行政当局にデータの修正を直接要求した。
・当局は給付を否定しており、統計機関によるデータ不整合の点検が進められている。