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国家防災庁幹部らを摘発 汚職撲滅委員会、災害基金巡り14人拘束

記事要約
・汚職撲滅委員会が国家防災庁の事務総長ルスティアン氏ら14人を拘束。
・災害対策の即応資金を巡る物品・サービス調達における不透明な取引や汚職の疑い。
・現場から初期集計で現金14億ルピア(約1,350万円)や金塊などを押収。

汚職撲滅委員会は10月13日夜、国家防災庁の幹部らに対するおとり捜査を実施し、計14人を拘束した。災害対策に割り当てられた即応資金を巡る物品・サービス調達における不透明な取引や汚職の疑いが持たれている。

拘束されたのは国家防災庁事務総長のルスティアン氏や契約担当官、民間事業者らである。汚職撲滅委員会のブディ広報担当によると、捜査チームは現場から初期集計で約14億ルピア(約1,350万円)の現金に加え、複数の金塊や金貯蓄口座などの証拠品を押収した。現在も詳しい流用経路の解明を進めている。

汚職撲滅委員会のアセップ捜査担当副長官は、同日夜に事件の審査会合を開き、容疑の絞り込みを行ったうえで公式会見で詳細を公表すると説明した。一方、国家防災庁のバートン防災情報・広報センター長は「捜査手続きを尊重し、必要なデータや情報の提供に全面的に協力する」との談話を発表した。無罪推定の原則を維持しつつ、監察官室による内部調査と関連文書の保全を指示したことを明かした。組織として法的手続きを静観しながら、職員に対しては本業である災害対応業務に支障が出ないよう集中を呼びかけている。