記事要約
インドネシアの美容・化粧品業界をけん引したマルタ・ティラール氏が10月14日、89歳で死去した。同氏が創立した化粧品ブランド、サリアユの公式SNSで発表された。
マルタ氏は1937年クブメン生まれ。ジャカルタ教育・教育科学研究所(現ジャカルタ州立大学)卒業後、米国で美容文化を学んだ。1970年にジャカルタの自宅ガレージで美容サロンを開業し、1972年には植物ハーブを用いた伝統美容ケアを導入した。1977年にベルナルド・プラナタ氏やカルベ・グループ創業者のテレシア・ハルシニ・セティアディ氏とともにマルティナ・ベルト社を設立し、サリアユを発売した。1981年にはプロガドゥン工業団地に自社工場を建設。製造のセデフィンド社や美容学校を運営するマルタ・ビューティー・ギャラリー社などを傘下に収めるマルタ・ティラール・グループへと発展させた。
国連グローバル・コンパクトからSDGパイオニア賞を受賞するなど、女性支援や持続可能な社会づくりにも事業を通じて献身した。















・自宅ガレージの美容サロンから事業を起こし、伝統ハーブを生かした一大化粧品グループを築き上げた。
・女性のエンパワーメントや伝統文化の継承、持続可能な社会づくりにも多大な貢献を残した。