LINE公式アカウント 友だち登録はこちら

空軍、高速道路で戦闘機の離着陸テスト 代替滑走路の運用検証

記事要約
・インドネシア空軍が東ジャワ州の高速道路で戦闘機の離着陸テストを実施した。
・基地使用不能時の代替滑走路としての運用能力と準備状況を検証した。
・公共工事省と連携し、他区間での活用も検討する方針だ。

インドネシア空軍は10月22日、東ジャワ州のパスルアン=プロボリンゴ高速道路において、戦闘機を用いた離着陸および運用の実証テストを実施した。有事や災害などの緊急事態により既存の空軍基地や飛行場が使用不能となった状況を想定し、地方の道路インフラである高速道路を代替滑走路として活用する準備状況と運用能力を検証することが主な目的である。

今回の訓練は、同高速道路の834キロ地点から837.5キロ地点までの約3.5キロメートル区間(幅員24メートル)で実施された。アブドゥルラフマン・サレ空軍基地に駐屯するエンブラエル製のEMB-314スーパーツカノ2機と、イスワヒュディ空軍基地所属のF-16ファイティング・ファルコンジェット戦闘機2機が参加し、平滑な路面での滑走能力を確認した。現地で取材に応じた空軍参謀総長のモハド氏は、高速道路の軍事利用は状況限定的であり、市民の交通機能維持や安全確保が最優先されると強調した。

空軍による高速道路テストは2026年2月に次ぐ2回目となる。今後は公共工事省と密に連携し、他区間の指定やインフラ整備を進める方針だ。