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違法化粧品製造の4工場を摘発 西ジャカルタ

国家食品医薬品監督庁(BPOM)は1月25日、西ジャカルタ・カリデレス郡で違法に化粧品の製造を行っていた4つの工場を摘発した。
BPOMのペニー・クスマストゥティ長官によると、4つの工場で製造されていた違法商品の市場価格は総額300億ルピアにのぼるという。
BPOMはこれらの工場からリップスティック、石鹸、フェイスクリーム、育毛剤など53品目、総数67万9193点の違法化粧品を押収した。また、原材料、包装材、工具、製造機械、車両、文書なども押収した。
同長官は、これらの工場は同庁の認可を受けておらず、非衛生的で、健康に害のある原料を使用している可能性があり、製造されたものは品質、効用、安全性が基準を満たしていないなど、製造も製品もどちらも違法だと述べている。
警察はこの工場の所有者をすでに逮捕したほか、4人から事情を聴取している。