パプア州ジャヤウィジャヤ警察署にて、携帯電話の窃盗容疑で取り調べを受けている容疑者を警官が巨大な蛇で脅し、自白を強要する様子を映した動画がソーシャルメディアなどで拡散された。これを受け、パプア州警察は2月11日に謝罪し、関与した者にしかるべき処分を下すと述べた。
動画では、容疑者は床の上に座らされ両手を後ろで縛られた状態で、警官が容疑者の首に蛇を巻き付け、恐怖からパニックを起こしている様子の容疑者に自白を促す声が録音されていた。
同警察署の関係者によると、この蛇は長い間警察署で保管されており、飼い慣らされていて無毒とのこと。週末の深夜などに泥酔し保護された市民に対して「目覚まし」に使われていたという声もある。
パプア州独立運動を行い逮捕された活動家の間では、警察や軍が蛇を使って拷問することは既知の事実であるとの認識もあるようで、警察による常習的な人権侵害が疑われる。
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