新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大の影響で、西スマトラ州のムンタワイ諸島で、4月11日時点において、45人の外国人観光客が島に足止めされる事態が続いている。
ムンタワイ諸島県のユダス・サバガレト県知事は州都パダンで同日、観光客らは同諸島に観光旅行にやって来たが、COVID-19の感染爆発のために島から出られなくなったと語った。
観光客らはヨーロッパの数か国、米国、豪州から来た人々で、自国がロックダウンの状況にあるため帰国することができず、同島に居残りを余儀なくされているという。
同島内のリゾート施設に宿泊しているが、互いに近づかず一定の距離を保つことを求められ、地元の住民との接触も禁じられているという。入国管理局では臨時に滞在の延長を許可している。