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アパートの商業施設を新型コロナの病院に 住民らが反発

南ジャカルタ区マンパンの賃貸マンション「Nine Residence」で、建物を所有するリッポーグループが一階部分の商業施設リッポー・プラザ・マンパンを新型コロナウイルス感染症のための救急病院に転用することを入居者らに無断で決めたとして、同アパートの入居者らが法的に訴えを起こす準備をしている。

入居者らの代表によると、リッポーグループとジャカルタ州政府に対し苦情を申し入れたが、返答が無いため訴訟を起こすことを計画しているという。

4月1日にリッポーグループの建設会社リッポー・チカランの顧問がインスタグラムに、同グループの副会長である父と同グループが経営するシロアム病院の専務取締役である妹が商業施設を病院に転用することを決めたと投稿し、これがネットで拡散した。

アニス・バスウェダン州知事は同グループからのコロナウイルス対策への協力に感謝の意を表明している。