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国営ビオ・ファルマ、21年までに新型コロナ・ワクチンの前臨床試験実施へ

インドネシアの国営製薬ビオ・ファルマはこのほど、2021年までに、新型コロナウイルスのワクチンの前臨床試験を実施する計画だと明らかにした。

バイオ・ファルマのホネスティ・バシル社長は今回、エイクマン分子生物研究所が率いるコンソーシアムが現在、新型コロナウイルスのワクチン開発に向けて取り組んでいると明らかにした。このコンソーシアムには保健医療研究・開発局や複数の大学が参加している。

ビオ・ファルマはコンソーシアム内で連携し、21年までに新型コロナウイルスのワクチンの前臨床試験、22年第1四半期までに臨床試験を実施したいとしている。

ビオ・ファルマはまた、ビル・ゲイツ氏が率いる感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)や、中国のワクチンメーカー、シノバック・バイオテックと連携することで、インドネシア国内での新型コロナウイルスのワクチンの生産を実現したいとする。