配車アプリのグラブ・インドネシアはこのほど、クマヨランの選手村病棟で新型コロナウイルスの感染者の治療にあたる医療従事者を対象に、電動キックスケーターのシェアサービス「グラブウィールズ」を無料提供すると明らかにした。
グラブ・インドネシアは国営企業省と連携し、医療従事者向けに電動キックスケーター100台を提供する。これにより医療従事者は宿舎から治療施設まで電動キックスケーターで移動できるようになる。
使用される電動キックスケーターは2時間おきに消毒される。また利用者向けに手指の消毒も提供する。
インドネシア政府は3月3日以降、選手村の施設を新型コロナウイルス感染者の治療にあたる緊急病棟に転換した。この施設では3000人の患者に対応できるという。