ジョグジャカルタ特別州の地質災害技術調査・開発研究所(BPPTKG)は、中部ジャワ州とジョグジャカルタ特別州にまたがるムラピ山(標高2930メートル)で7日午後6時46分(現地時間)、火砕流を確認した。
火砕流は、ゲンドル川方面への到達距離が1000メートルを超え、BPPTKGは警戒レベルを4段階中上から3番目の「ワスパダ(注意)」とし、火口から半径3キロメートル以内の住民に警戒を呼び掛けた。また当面は地質調査や防災研究を目的とした入山以外を禁止し、一般客の登山は控えるよう勧告している。
ムラピ山はインドネシアで最も活動的な火山のひとつで、標高1700メートル地点に村があり、中腹には今も数千人が暮らしている。
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