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ライオンエア墜落事故を免れた議員、突然死

東ジャカルタ区のホテルの客室で9日午後、バンカブリトゥン州地方議会委員ドジュナイディ・H・タリブ議員(ゴルカル党)が死亡しているのが発見された。
前日午後6時半頃、ホテルの従業員がチェックインする同議員を目撃しているが、健康状態に問題はなさそうだったという。警察は、同議員が心臓病を患っていたという家族の証言により、心臓発作が死因とみているが、ジャカルタへ来た目的が明らかになっておらず、今も捜査を進めている。
同議員は昨年10月29日に墜落したジャカルタ発パンカルピナン行きのライオンエアJT610便に搭乗する予定だったが、航空券の料金差を理由にスリウィジャヤ航空を利用し、墜落事故に巻き込まれなかった。同機には、財務省の行事に出席していた開発統一党や民族覚醒党、民主党、ゴルカル党、福祉正義党、国民信託党の同州議員らが同乗しており、乗員乗客189人は全員死亡したとみられている。